WILD THINGS
WILD MY THINGS 私のワイルドなシングス。 Vol.6

BEAMS BOY|BUYER

FUKO ASAYAMA

WILD MY THINGS Vol.6

モンスターパーカは男女問わず
一度使うとやみつきになる
時代のキーマンが愛用しているワイルドシングス。そして2022年シーズンのコレクションから、いま一番気になるワイルドシングスのアイテムを聞く、連載企画「WILD MY THINGS|わたしのワイルドなシングス」。第6回はビームス ボーイのバイヤー、浅山風子さんが愛用するモンスターパーカを紹介。そしてビームス ボーイならではの視点で、女性らしく着られるアウトドアアイテムをピックアップしてくれた。
浅山さんの愛用品|OWNER’S ITEM
ワイルドシングス×ビームス ボーイ
モンスターパーカ
ビームス ボーイはメンズウェアの持つ強さ、背景のあるデザインに憧れを持つ女性のためのブランド。浅山さんも以前から、ワイルドシングスの代名詞であるデナリジャケットやモンスターパーカに、袖を通してみたかったそうだ。「とくにモンスターパーカが欲しかったのですが、まだウィメンズサイズの展開がなかったんです。ただショップスタッフとして働いていた2019年に、ビームス ボーイの別注で初めてのウィメンズサイズが実現。これが好評で、続く2020年の冬にもビームス ボーイ別注モデルが発売することになり、満を持してモンスターパーカを購入しました。女性でも着こなしやすいサイズ感に加えて、ビームスだけのクレイジーカラーの別注も着ていて特別な気分になります! クレイジーといっても、グレー、カーキ、オリーブのトーナルカラーで、落ち着いた印象で着られる。またモンスターパーカは特徴的なボリューム感によって、メンズらしさを感じさせますが、トーナルのグラデーションによって印象が柔らかく見える。そのバランスも気に入ってますね」。
「チノやデニムといったベーシックなボトムとの相性のよさはいわずもがなですが、長丈のモンスターパーカにあえてロングスカートなど長めのアイテムを合わせて、秋冬らしい少し重さのあるスタイルも好き。今日はデニムに長めのシャツワンピースを合わせて、MIXしてみました。小さめのバッグなどを持って、バランスをとるのもいいですね。クレイジーパターンの色使いを最大限に引き出すため、シンプルな色のブーツや、バッグなどで色を拾うコーディネートも好きです。あとはやはり、とにかく軽くて温かくて、ストレスフリーな着心地がやみつきになる。冬には手放せなくなりました」。
浅山さんのおすすめは
W'S CHAMONIX JACKET
2022 SPRING & SUMMERでは、ウィメンズのシャモニージャケットに惹かれたという浅山さん。「デナリジャケットをベースに作られているそうで、フロントのポケットデザインにその特徴が見られて、素敵だなと思いました。クラシカルなアウトドアテイストがある、切り替えデザインもいいですよね。さらにウィメンズサイズに落とし込まれているのも嬉しい。こうしたマウンテンパーカといったアウトドアアイテムは、メンズサイズを女性が着ると、少し野暮ったくなりがちなんです。でも自分たちのサイズでバランスよく着られるし、こちらのシャモニージャケットはシックなネイビー×ブラックで、都会的に合わせられるのも気に入りました」。
「例えばビームス ボーイの定番、トラッドなネイビースラックスとも違和感なく合わせられて、タウンユースにもスマートに着られますよね。ナバルボーダーでシャモニーとパンツのネイビーを拾いつつ、白で軽く見せるのもいいと思う。シャモニージャケットの袖口にはベルクロが付いていて、ロールアップしたり、女性らしい着こなしのアクセントにも使えますね」。
「今日はシャモニージャケットのネイビーを基調に、リングとネイルもブルーで合わせてみました。実際に着てみると、街のコーディネートにも幅広く使えるし、小雨がぱらつく日の、羽織ものとしても便利。趣味の山登りにも使ってみたくなりました」。エアフォースネイビー×ブラックのカラーリングは、落ち着いたバイカラーでタウンユースにもすんなり溶け込む。風の侵入を防ぐベルクロやウエストのドローコードは、フィッティングの調節から着こなしのアレンジにも重宝。1万9800円。
PROFILE
浅山 風子
ビームス ボーイ バイヤー
ビームス ボーイ 原宿のスタッフを務め、2020年にビームス ボーイのバイヤーに就任。ワイルドシングスの別注企画も手掛けている。近頃は山登りやアウトドアギアの収集に、夢中になっているそう。
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