WILD THINGS
WILD MY THINGS 私のワイルドなシングス。 Vol.3

SHIPS|Buyer for Women

RYOKO NAKAYAMA

WILD MY THINGS Vol.3

ワイルドシングスのウィメンズは
女性らしくエレガントに着られる
時代のキーマンが愛用しているワイルドシングス。そして2022年シーズンのコレクションから、いま一番気になるワイルドシングスのアイテムを聞く、連載企画「WILD MY THINGS|わたしのワイルドなシングス」。第3回はシップスのウィメンズバイヤー、中山良子さんが自身で別注した愛用品を披露。そしてこれから着てみたいアイテムも教えてくれた。
中山さんの愛用品|OWNER’S ITEM
ボアジャケット ワイルドシングス
フォー シップス
中山さんの愛用品は2021 FALL & WINTERにて、シップスがワイルドシングスに別注したボアジャケット。「シップスのウィメンズのお客様は、コンサバなスタイルを好む方が多いんです。ただ近年はアウトドアアイテムやスタイルを取り入れたい、という声が増えていたんですが、なかなか難しいと感じる方も多かった。それではと、別注をお願いしたのがワイルドシングス。トレンドのキルティングとボアフリースを使って、女性らしく上品に着られるジャケットを完全別注させていただきました。お客様からも好評で、私もすっかり気に入って愛用しています」
「とくに丸みのある女性らしいシルエット、ドロップショルダーが気に入っています。クリーンなスタイルにも品よくアクセントになるし、肩が落ちることで華奢に見えたり、エレガントな印象も増してくる。裾はアイコンのデナリジャケットを参考に、前後差のある丈のシャツテールにしてみました。するとすっきりと抜け感が出てきて、小柄の人が着ても重く見えないんですよね。私だったら、ボアにボリュームがある分、他は逆に落ち感のあるアイテムを合わせて、コントラストある着こなしがオススメですね。それに軽く温かくてストレスフリーで、アウトドアブランドらしく実用的なのもいい。通勤アウターとして使ったり、お子様のいるお母様のアウターとしても、とってもオススメです」。
中山さんのおすすめは
SUPPLEX OVER COAT
2022 SPRING & SUMMERでは、サプレックスオーバーコートが気に入ったという中山さん。「メンズにはない、ウィメンズだけのアイテムだそうで、機能的なサプレックスナイロンを使いながら、オーバーサイズのシルエットが気に入りました。こちらも肩に落ち感があって、エレガントな雰囲気で着られそうだなって」。
「またサプレックスナイロンの素材感に加えて、コンビカラーの配色でもアウトドアなテイストをほのかに演出できるのがいいですね。このベージュもウィメンズにしかないカラーだそうで、どうりで上品な色味だなと思いました。スタイリングとしては、合わせるアイテムをイエローやベージュ系、黒など、サプレックスオーバーコートの色を拾うのがいいと思う。そしてサプレックスナイロンとは異なる素材感でメリハリをつけたり、ロングスカートなどでコートの落ち感をリンクさせると、スタイルよく見えそうですね」。
「ウエストのドローコードを絞ったり、袖口のベルクロを使って、着こなしにアクセントを加えられるのもおもしろいですね。それにサプレックスナイロンは撥水、防風など、アウトドアで快適に過ごせる多彩な機能を備えながら、マットでナチュラルなタッチでコーディネートしやすいのもありがたい。タウンユースはもちろん、これからの季節はキャンプやフェスの羽織モノとしても重宝しそうですよね」。風の侵入を防ぐ袖のベルクロ、ウエストのドローコードは、着こなしのアクセントとしても活躍。サプレックスナイロンはシワになりにくく、UVカットを備える点も、女性に嬉しい機能だ。2万5300円。
PROFILE
中山 良子
シップス ウィメンズバイヤー
ショップスタッフを経て、VMD業務や全国のショップの立ち上げを経験。2018年からウィメンズバイヤーに就任し、セレクトから別注企画を一手に手掛けている。
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