WILD THINGS

Oct.8.2020

2020秋冬シーズンスタート 注目の新ライン
- タクティカル リップ コート
- タクティカル リップ 7ポケット パンツ
- タクティカル リップ ファステニング パンツ

のちに夫婦となるジョン・ポーチャード、マリー・ムニエが1981年に設立したワイルドシングス。
アメリカ・マサチューセッツ州の登山家だった彼らは、
冒険から得た経験から「LIGHT IS RIGHT」(軽く、タフでなければならない)をテーマに、
数々の名作ギアを生み出していく。

いよいよ2020秋冬シーズンのアイテムが本格化してきたが、今回は注目の新ラインにクローズアップ。
ミリタリーを色濃く打ち出した、タクティカル リップだ。

アウトドアギアで培った技術を、ミリタリーに転用

ここ数年でひと際注目を集めている、ワイルドシングスのモンスターパーカ。
ベースは米軍特殊部隊のレイヤリングシステム、「PCU」(兵士が天候やシチュエーションに合わせて重ね着をすること)のアウター。
出自のアウトドアギアとは異なる、米軍に納入していたミリタリーウェアだ。
いわばワイルドシングスは、アウトドアギアで培った技術を、ミリタリーに転用することも十八番。

今季からスタートするタクティカル リップも、そうした背景に紐づくものだ。
近年のタクティカルブームも追い風になっていて、期待値は自ずと高まってくる。

リアルな雰囲気でいながら、アラウンドフィールドにも便利な機能性、
タウンユースにも溶け込むファッション性を備えている

今季登場するのは、コートとパンツ2種の3型。
いずれもルックスは、タクティカルな本格的な空気感が漂っている。
ただ同ラインで嬉しいのは、リアルな雰囲気でいながら、アラウンドフィールドにも便利な機能性、
タウンユースにも溶け込むファッション性を備えていることだ。

企画ディレクターの佐野氏に話を聞くと、
「コート、パンツともに、往年のミリタリーウェアをモチーフにしています。
タクティカルな骨太感は残しつつも、ディテールを簡素化したり、
モダンなスタイルにも合わせられるミニマルなアレンジも見られます。
タウンユースにも取り入れやすくなっていると思いますね」。

デイリーに使いやすい理由は、採用したファブリックにもある

またデイリーに使いやすい理由は、採用したファブリックにもある。

「今回のコレクションは、いずれもディクロス マウリを使用しています。
コーティングやラミネートではなく、
ポリエステルを高密度に織ることで高い撥水性を発揮する、リップストップ生地です。
さらに軽くて洗いざらしのコットンのような、ナチュラルな風合いが持ち味。
だからデイリーにもタクティカルなアイテムを取り入れやすいはず。
同シリーズは、このディクロスの表情があって生まれた、といっても過言ではないですね」。

またコートでは、デナリのフード形状を取り入れるなど、
ワイルドシングスならではのエレメントが感じられるのも嬉しい。

「さらに今後はポーラテック、プリマロフト、レイヤリングシステムをモチーフにしたコレクションなど、
ワイルドシングスとゆかりのある素材、デザインを取り入れていきたいですね。
さらにミリタリートーンで統一したテントやチェアなど、
タクティカルラインから出自のアウトドアギアにアプローチするのもおもしろそう。
ぜひ今後の展開にも注目してみてください」

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