WILD THINGS
「my steelo」 VALUE OF WILD THINGS
FALL / WINTER 2025

「my steelo」

「Light is Right」。軽くタフでなければならない、伝統のフィロソフィーを宿すアウトドアプロダクト。アメリカ軍のレイヤリングシステム「ECWCS」を担った、ミリタリーギアを中核に、歴史と機能の裏付けを積み重ねた、FALL / WINTERの新たなピースが登場する。

秋から冬にかけても万能
軽く温かな、理に適ったブルゾン

STAND UP JACKET
FLEECE LINING
街からフィールドへ。秋のハイクには「スタンド アップ ジャケット フリース ライニング」がちょうどいい。デザインはスタンドカラーのブルゾンタイプで、普段のカジュアルからスポーティなスタイルにも着回しが万能だ。表地には撥水、防風性に優れ、軽量でしなやかな、マルチな機能を持つサプレックスナイロンを使用。裏地には保温性に優れたフリースをあしらい、秋冬のフィールドにも対応する。軽く温もりも感じられる着心地で、ヘビーアウターではトゥーマッチなシチュエーションにも重宝する。
ボトムスはフェード感あるダックを使った、FALL / WINTER 2025のリコメンドモデル「ルーラル ダック コンバーチブルパンツ」。味わいある豊かな表情が、ドライなサプレックスナイロンと、メリハリのあるコントラストを演出する。

タフで味のあるダックと
‘60sダービースタイル

RURAL DUCK JACKET
「ルーラル ダックジャケット」も秋の羽織りにムードよく、豊かなランドスケープにも溶け込むモデルだ。素材はタフなダックだが、ウォッシュ加工を施して柔らかな風合いに。ヴィンテージのようなフェード感がスタイルに奥行きをもたらす。前述の「ルーラル ダック コンバーチブルパンツ」と共地となり、セットアップで硬派なワークテイストを楽しむのもいい。「ルーラル ダックジャケット」はクラシカルな西海岸カルチャーを思わせる、胸と肩の切り替えが入った「カップインショルダー」スタイル。ウォッシュドダックとレトロな雰囲気を奏でながら、他にない鮮度あるデザインとなっている。
インナーに着たのは老舗カットソーメーカー、フルーツオブザルームとのコラボレーション。ワイルドシングスのシグネチャー「ハッピージャケット」をスウェットで再現したスペシャルモデルで、リリースの瞬間を見逃さないでおこう。
軽くタフでいて、コンフォートな着心地、フィーリングのいいスタイルもおろそかにしない。秋冬の軽やかなアウターは、ウィメンズモデルが着た「ドッツロフト ミドルジャケット」など、ミッドレイヤーで温度調節が容易な点もメリット。「グリッドフリース フライトキャップ」など、個性的なアクセサリーを組み合わせながら、独自のレイヤリングを楽しんでみよう。

気品あるモンスターパーカで
マウンテニアリング

W’ S MONSTER PARKA

信頼が確立されたガーメントを用い、瀟洒なスタイルで高みを目指す。アウターはお馴染み、アメリカ軍特殊部隊のレイヤリングシステムを基にした、最高の防寒性能を持つモンスターパーカだ。ウィメンズモデルではアームにベルクロを使わず、ミリタリームードを軽減。アーバンにもマウンテニアリングにも調和する洗練のオフホワイト、「セメント」も女性にふさわしい選択だ。
ミッドレイヤーに着た「リバーシブル ビレイTEE」は、往年の人気モデルから派生した新作。中綿にプリマロフトを内蔵しており、保温性に優れて水濡れに強い。シェルには非常に軽く滑らかな「パーテックス クォンタム」を使い、レイヤードを快適に過ごすことができる。ショートスリーブのインサレーションウェアは、二の腕の冷えを防いで、アウターを脱いだ際の作業にも重宝。レイヤリングのビジュアルとしても新鮮だ。モンスターパーカとモノトーンのベージュを選べば、一段と洗練されたスタイルに。

クレバーにリンクする
タクティカルアウトドア

COLD WEATHER PARKA EVOLVE
REVERSIBLE BELAY JACKET

アメリカ軍特殊部隊のレイヤリングシステム「PCU」、レベル7のアウターをベースとした「コールドウェザー パーカ イヴォーブ」。ワイルドシングスではシェルに撥水ナイロン、中綿にプリマロフトを使い、機能をキープしながら、機動性に優れて着回しのいい、やや短めの着丈に。ウエストのポケットはワイルドシングスのアイコン「デナリジャケット」と同じバイアス状にして、荷物の出し入れがスムーズで、収納力も高めている。よりミリタリーライクなムードを求めるなら、タクティカルなスレートグレーが適任だ。
インナーに着ているのは「リバーシブル ビレイジャケット」。’90年代からタウンユースでも人気を博したモデルで、中綿のプリマロフトを偏りにくくする、波状のキルティングがアイコン。シェルに軽く滑らかなパーテックス クォンタムを使い、レイヤリングもスムーズだ。波状のキルティングはレトロアウトドアな趣きがあるが、ミリタリー由来の玉ねぎキルトと親しみがあるもの。タクティカルな「コールドウェザーパーカ イヴォーブ」とも相性よく、機能と独創性あるレイヤリングを両立できる。
共に着用しているボトムスは「モンスターパンツ」。ワイルドシングスのタクティカルライン、ECWCSレベル7のオーバーパンツを基に、シェルは耐久撥水ナイロンに。中綿は高機能インサレーション、「クライマシールド」を使いアップデート。両サイドのファスナー、膝の補強を踏襲して、秋冬のフィールドユースにもベストな選択になる。オーバーシルエットにクリーンな「セメント」カラーも目を見張る存在感があり、芯のある装いへと高めてくれる一本だ。
風景に溶け込みながらも、孤高と躍動をもたらす。機能性と退屈にならないスタイルを叶えるガーメントで、気軽に気楽に冒険に出かけよう。
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