WILD THINGS
STRATO×WILD THINGS EXCLUSIVE
FALL / WINTER 2025

STRATO×WILD THINGS

2つの定番を掛け合わせた
“HAPPY MONSTER”

WILD THINGSを代表するMONSTER PARKAとHAPPY JACKET。もしこの2つを融合させた一着が存在したなら……? その発想を形にしたのがSTRATO(ストラト)×WILD THINGSによるコラボパーカ。両モデルの魅力を引き継ぎながら、現代的なデザインバランスへ再構築し、旬なムードを纏ったアウターが12月12日(金)に発売する。
国内外の洗練されたデイリーウェアを取り揃え、大阪屈指の名店として知られるセレクトショップSTRATO。そのSTRATOから生まれたカットソーブランドOhh!(オー)は、オリジナルファブリックで仕立てたスウェットシリーズを展開しており、軽さや優しい肌触り、ストレスフリーな着心地が魅力だ。そのポップアップに足を運び、今回のコラボレーションに携わった大西さんに話を伺った。

HAPPY MONSTER PARKA

ベーシックにミリタリーやアウトドアなどの要素を絶妙なバランスでミックスし、タウンユースに映えるクリーンなスタイルを提案し続けているSTRAT。その視点はWILD THINGSともマッチし、数多くのアイテムを取り扱う中、今回のコラボレーションの話が持ち上がった。

「長く商品を見てきて、MONSTER PARKAとHAPPY JACKETを組み合わせたようなアウターがあったらいいなと思っていたんです。でもまさか本当に了承いただき、形になるとは想像していませんでした」と大西さんは振り返る。
シルエットのベースはMONSTER PARKAのTYPE2。オリジナルのPCU LEVEL7 TYPE2にデザインやサイズ感を近づけたモデルで、ボリュームのあるフォルムが特徴だ。一方、ファスナーやポケットなどフロントの意匠は、より歴史の長いHAPPY JACKETのシンプルな軍用ディテールを踏襲。ワイドシルエットを活かしながらデザインを削ぎ落とし、本格ミリタリーをシティに心地よく馴染ませる、ミニマルなパーカに仕上がっている。
「もうひとつこだわったのはフードです。どちらのオリジナルモデルもフード収納型なのですが、あえてそれをやめ、フード一体型のデザインに変更しました。首まわりがすっきりし、扱いやすさも増したと思います」と大西さん。
表地にはMONSTER PARKA TYPE2と同じ、ハリ感のあるCORDURA NYLONにCZEREX加工を施した生地を採用。洗濯を繰り返しても高い撥水機能をキープできるのが特長だ。中綿は、険しい自然や戦地などでの使用を想定したCLIMASHIELD COMBAT。過酷な環境にも対応する本格スペックのアウターになっている。

「中にたくさん着込まなくても一枚で十分あたたかい。街でもフィールドでも、さっと羽織って出かけられる気軽さもポイントですね」
カラーはBLACK、GREY、FATIGUE GREENに加え、インラインではWOMENSのみの展開となるBEIGEを含む4色。合わせやすいベーシックなカラーに加えて、XS〜Lのサイズ展開で女性もカバー。多様なニーズに応えられるラインナップは、レディースの姉妹店も持つSTRATOならではだ。
STRATOとしては今後、アウトドアのジャンルを強化していきたいという。すでにill(イル)という山遊びを意識したブランドも手掛け、支持を集めている。
「僕自身、最近は山に夢中で、そこでの出会いやコミュニティがすごく刺激的なんです。そこから派生するアイテムやイベントなど、活動をさらに広げていければと思っています」
PROFILE
STRATO
大西恒志
大阪・南船場のレトロビルに店舗を構え、ジャンルを問わない品揃えで人気を集めるセレクトショップSTRATOの創業メンバー。休日は山で自然を感じる“アーシング”のほか、ヒップホップのCD・レコード収集を楽しむなど、多彩な趣味を持つ。 www.strato.co.jp
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